Charles Cohen - Music For Dance And Theater


アートワークのデザインは、作品の内容の良し悪しとは関係なく購入意欲を左右するっていうのは、割とよくあることだと思うんです。そんな訳で昨年スルーしていたのだけれど、実物を見かけたら案外良かった。

アメリカにて70年代から活動しているというシンセサイザー奏者 Charles Cohen による音源集。変態的な作品のリリースで注目されている Morphine Records からリリースされた三部作の三枚目。

少々病気を患いつつも未だに現役で音楽をやっているようで、最近はもっぱら即興演奏を行っているのだとか。そんな彼の30年以上前の音源なのだけど、本作は現代舞踏と映画のための音楽だそう。
もちろん使用機材は、今となってはビンテージのシンセサイザーなのだけど実に表情豊か。まるで Voices From The Lake のようなアンビエント「Water」に始まり、厚みのあるシンセサイザーの音色が聞こえる「In Search Of Mysteries」は宇宙的な広がりさえも感じる。「Blue Krishna」はそのタイトル通りに、オリエンタルな空気に包まれ、リズムがとても小気味よい。一転、「Overture」は Blackest Ever Black の作品かの様なダークなインダストリアルサウンドだ。
正直、こんなに良い作品だと思っていなかった。近々この三部作をまとめたCDがリリースされるので、もし興味が湧いたのならばそちらを手に取ると良いかもしれません。

Charles Cohen - Music For Dance And Theater [Analog]

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