Ryo Murakami - Deist


UAEの Bedouin からアルバムが出るという情報を見たのは一体いつの頃だったか。という位に待ったアルバムが先日リリースされました。

前のアルバムのリリース以降、EPとカセットが出ていましたが、本作はカセットの空気を踏襲した非常に内省的なドローン、アンビエント作品。力強くハンマーを振り下ろしたかのように重く響く低音と、もはや彼の持ち味と言える呪術的なサンプリングと退廃的な空気感。さらに本作ではドゥーム的な圧迫感も加わり、夢も希望も打ち砕かんばかりの勢い。
個人的には閃光のように弾ける電子音と弦の音がループし続ける「Play」(あれ、今回曲名ちゃんとある!)と、ダビーな音響による恐怖の儀式「Sand And The Moon」がホラーでとても好き。あと「Deist」の1分半過ぎたあたりで急に来る金属音みたいなのに毎回びびる。
『Depth of Decay』の頃ですら色の無いグレーな世界だったのに、これもう周り何も見えないじゃんって位の真っ暗闇。そういえばジャケットもだんだん黒単色に近づいてますし。落ち込んだとき、死にたい気分のときに聞いたらそっと背中を押してくれそうだから元気なときに聴く、そんな一枚です。

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