2020 上半期ベスト 20


2020年の上半期ベストです。COVID-19もBlack Lives Matterも本来ならば無いに越したことはないんだけど、今年はそれらによって聴く機会を得た音楽もあって複雑な気持ち。



20. Villaelvin - Headroof

ウェールズの Elvin Brandhi が、ウガンダの Nyege Nyege Tapes と融合。アフリカらしさを残しつつも、当地でのフィールドレコーディングやパーカッション、ラップ、ボーカルを見事に解体し、ポスト・クラブなサウンドを作り上げた。
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19. Hieroglyphic Being - The Future Shock Chronicles Vol 1

コロナ禍の世界的な自粛ムードの中で、各アーティストの自宅周辺のものを素材として制作するようスタートした Documenting Sound シリーズ。その第二弾に抜擢されたんだけど、限りなくいつも通りのアシッド祭りで清々しい。
Boomkat

18. zeroh - BLQLYTE

暗闇の底で沈殿した何かに足を取られているような感覚。アートワークまんまの音がするヒップホップで声がとても魅力的。初めて見たときに Darling Farah の『Body』を思い出した。
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17. Patricia Kokett - Bizarr

リトアニアの Gediminas Jakubka 演じる Patricia Kokett の1stアルバム。タイの(かなり痛々しい)ベジタリアン・フェスティバルに魅了されたEBM、ニューウェーブ。めくるめくトランスミュージック。
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16. Zoë Mc Pherson - States of Fugue

自身がスタートさせたレーベル SFX の最初のリリース。前述の Elvin Brandhi が参加しているトラックもある。トライバルでもありインダストリアルでもあり、ノイジーでハチャメチャなリズムの曲が多い。ほとばしるような彼女自身の声や、ドラム、パーカッションの使い方が面白い。
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15. Shuta Hiraki - Voicing In Oblivion

物音や古いレコードの音に電子音のコラージュ。遠い過去の誰かの記憶。様々な音が現れては消えていき、そのどこを切り取っても儚さとノスタルジーを呼び起こされ時間の感覚を惑わされる。CDケースのデザインも、花びらのコラージュ、紙の質感に印刷と、楽曲のイメージとリンクしている。
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14. Sary Moussa - Imbalance

レバノン出身のアーティストによるアルバムは、彼が幼いころを過ごしたベイルートの情景を描いている。教会であったり農村の様子という穏やかさの一方、不意に鳴るグリッチが不安定な政治による重苦しい空気を思わせる。
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13. Siavash Amini & Saåad - All Lanes Of Lilac Evening

イランとフランス?出身のアーティストによる共作。それぞれが既にキャリアを重ねているのもあって抜群の安定感。各曲5分前後とアンビエント、ドローンにしては展開が早いが、不思議と延々と続いていくかのように錯覚してしまう。とにかく美しい。
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12. Art Crime - Tightening Knots

モスクワを拠点とするアーティストによるアルバム。IDM一歩手前のアンビエントな感じで、ぱっと思い浮かべるアンビエントと言うにはノイジー。聞こえる分には電子音のみで構成されているが、自然物を思わせる音で溢れている。
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11. Omar S - You Want

かっけーハウス。
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10. M. Geddes Gengras - Time Makes Nothing Happen

モジュラーシンセ使いとして名を馳せる M. Geddes Gengras のアルバム。
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9. Lucy Railton - Forma

時間が経過するにつれてどんどんかっけー。
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8. Beatriz Ferreyra - Huellas Entreveradas

何かかっけー。YouTubeのショートムービーが良い。
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7. Speaker Music - Black Nationalist Sonic Weaponry

ただ「かっけー」と享受していたアフリカン・アメリカンの音楽も、彼らの歴史の積み重ねであることを改めて認識しなければならない。
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6. MinaeMinae - Gestrüpp

民族音楽とハウスの組み合わせはかっけー。
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5. Ion Ludwig - 2021 Dub Donation

かっけーけどくそなげーミニマル。
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4. Moodymann - Taken Away

1曲目が超かっけー。
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3. Smagghe & Cross - 1819

ドラマチックでかっけー。
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2. Timo van Luijk & Frederik Croene - Ipnopedion

やべー。
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1. Various Artists - Dixon Presents Transmoderna

Dixon が昨夏スタートさせた新しいイベント/プロジェクト Transmoderna のコンピレーション。テーマに沿ったトラックを集めているので統一感がある。ボコーダーによって加工された声やブリーピーなシンセサウンドを用いたメロディックなディープテクノ。これでも十分な高揚感を得られるが、視覚表現も伴った動画を見ると尚更気持ち良い。
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