The Stranger - Watching Dead Empires In Decay


James Leyland Kirby が The Stranger 名義で、しかも Modern Love からアルバムを出す、というアナウンスと同時に公開されたのが「Where Are Our Monsters Now, Where Are Our Friends?」だったと思う。正直良さがよく分からなかったし、アートワークも Modern Love にしては平凡に見えた。けれど、彼がこれまでにリリースした作品を見れば、そのセンスは疑いようもない。

がらんどうの廃墟の中を彷徨っているかのような錯覚を起こさる本作は、1曲目から圧倒的だった。視界はクリアであるが、どんよりと重苦しく張り詰める緊張感。このアートワークも必然のものだったのだろう。
2曲目、3曲目共に民族音楽染みたトラックであるが、民族音楽にあるはずの人の温もりは無いに等しい。これを一言にインダストリアル、と言ってしまうのは何か違う気がする。(便利だから言っちゃうけど)
何年か前の Demdike Stare や The Haxan Cloak のようなシネマチックな音楽をアップデートさせたような、ほぼ完成された作品ではないかと思う。

The Stranger - Watching Dead Empires In Decay

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