Beau Wanzer - Untitled


シカゴを中心に活動する Mutant Beat Dance というユニットの片割れ Beau Wanzer の1stアルバム。ユニットにしろソロにしろ聴いたことのない方でしたが、L.I.E.S. からリリース経験があるということで、いわゆるロウでエクスペリメンタルな音です。

12曲で35分足らずの本作は、どうやら2002年から2008年の間に制作されたトラックたちだそう。ほとんどがくぐもった不明瞭な音で、尚且つミニマルなビートの為にとても素っ気ない。「Love Tone」ではアブストラクトなノイズから過剰にエフェクトの掛けられたボーカルがサンプリングされ、次第にドラムの音だけが取り残されていきます。約3分のトラックながら、その様子は本作自体を表しているかのように聞こえます。素材感の強いアルバムながらも、最後の「Headspace」はほんのり洗練されたテクノで Charles Cohen を彷彿とさせられました。
それにしても、リリース元のレーベルの記載もアナウンスも無い自主制作の様な盤がこんな風に流通するのはどういう仕組みなんでしょう?

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