nowplaying 05/2015

Killawatt - émigré

Osiris Music UK からリリースされた Killawatt の1stアルバム。インダストリアルを通過したダブステップというと昨年の Untold のアルバムが思い浮かぶけれど、衝動に駆り立てられたかの様に思えた彼のアルバムに比べ、本作はとても丁寧に作られている印象。トライバルなトラックもあれば、宇宙空間を思わせるトラックやインダストリアルなど。ダブステップ…ではないね。とてもアーティスティック。




Innerspace Halflife - Astral Traveling

2014年リリースの Hakim Murphy と Ike Release によるユニットの2ndアルバム。去年『インターステラー』にどハマりし、サントラ(デラックス版)を買ってかなり聴いていたんですが、いい加減ダンス要素も欲しくなり購入したやつ。アシッドでデトロイトチックなシンセワークはもちろん、(割とステレオタイプな)宇宙的音色をこれでもかと詰め込んだハウスアルバム。これを聴いて、踊りながら宇宙への旅に出よう!




Vakula - A Voyage To Arcturus

ウクライナのディープハウサー Vakula の2枚目だか3枚目だったか。宇宙やらスピリチュアルな感覚を描いたSF小説『アルクトゥールスへの旅』を、時にはダンサブルに、時にはルーズにハウス、フュージョン、ファンク等で表現。聴くだけでロングジャーニーを体感できるアルバムです。元となった小説の評判はあまり良くなかったようですが、本作は年間ベスト候補。




Uffe - Radio Days

デンマークのアーティスト Uffe の1stアルバム。羅列されたアートワークの中、一目見て「パンク系かな?聞くことはないだろうな」とスルーしていたら、なんとレーベルが Tartelet。Max Graef と同じじゃないかと聞いてみたら、流れてきたのはビートダウンなハウス。その後もジャズやヒップホップを巻き込んだハウスに、James Blake を彷彿とさせる歌モノベースミュージックまで。完全にアートワークで損してると思う。




Dubit - Fragmenti

自身のレーベル Several Reasons から Alfeo Pier による Dubit の1stアルバム。プチプチとしたざらついたノイズと金属が擦れ合っているかのような質感。地響きのような低音。踊らせるというよりもエクスペリメンタルなテクノ。うわー大好きな Dadub みたいだー、と思ったらマスタリングが Artefacts Mastering。Dadub だった。




ブログにアップしないと聴いた気がしないとか言って早速書いてませんでした。一つの記事に費やす時間は大してかからないので単に億劫というか…。とりあえずまとめて5枚程書いてみました。書いてみて、これはこれで結構面倒なことが分かりました。今後また普通に更新するかもしれないし、今回の様に更新するかは悩みどころです。

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