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4月, 2012の投稿を表示しています

Vatican Shadow - Kneel Before Religious Icons

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Vatican Shadow - Kneel Before Religious Icons おごそかな雰囲気から始まる Dominick Fernow によるユニット Vatican Shadow のアルバム。本作は自身のレーベルから昨年カセットでリリースした物を Type よりLPとして再リリースされたものです。 収録されているトラックは、どれも非常に不穏な空気に満ちた硬派でインダストリアルなテクノ。去年リリースされた Lucy や Perc を思わせます。 彼らとの明らかな違いと言えば、ユニット名やアルバムタイトルからうかがえる宗教的なニオイ。反復するハードなグルーヴとは不釣り合いなウワモノが、不穏な空気を増幅させているのでしょう。中毒性高いです。

Voices From The Lake feat. Donato Dozzy & Neel - Voices From The Lake

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Voices From The Lake feat. Donato Dozzy & Neel - Voices From The Lake 去年の震災後にディスクユニオンでCDを買った際、オマケでついてきたミックスがとても心地良かったのを覚えています。 『Cio D'Or and Donato Dozzy - J』 というミックスで、どうやら今でもダウンロードできるようです。 その Donato Dozzy と Neel という二人のイタリア人によるユニット Voices From The Lake のセルフタイトルアルバムがこちら。ディープなミニマル/テクノトラックをリリースする Prologue からのリリースで、終始ゆったりとしたアンビエントテクノが展開されています。 全てのトラックが繋がっているため、ふと気が付けば2,3曲進んでいたりしますが、バラバラのトラックを一つに繋げたというよりも、一つのトラックを11曲に分けたかのような一体感と、要所要所にアクセントとなるトラックもあり、彼らの世界にどっぷりと浸ることができます。

Marcel Dettmann - Conducted

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Marcel Dettmann - Conducted 今やドイツを代表するクラブとなった Berghain のレジデントとして活躍する Marcel Dettmann のミックス。ベルギーの老舗レーベル Music Man Records からのリリースです。 トラックリストに目を向けると、Sandwell District, Milton Bradley, Silent Servant, Morphosis, Shed…こりゃあとんでもないミックスになるで…と思ったのがリリース前。 そしてリリースされた物を聞いてみると、おや?そうか、そうきたか…といった感じで肩透かしを食らいました。ベルリンミニマルを代表する男のミックスという事に過剰に期待していたわけですが、思いの外ディープで感情の爆発を抑えた物となっています。 で、これをリリースからしばらく経ってから聞いてみたら、あれ、格好良い…。ダークでソリッドなミニマル感は紛れもない Marcel Dettmann で、ヒリヒリとした緊張感の中から現れるデトロイトのロウな音や、レイヴィーなトラックなどなかなかユニーク。 勝手に期待して勝手に落胆してたわけですが、彼を知るにはうってつけのミックスかも知れません。

Jason Grove - 313.4.Ever

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Jason Grove - 313.4.Ever 以前「デトロイトのベテランアーティストの作品はクオリティが高い」なんてことを書きましたが、またしても突然1stアルバムをリリースしたベテランアーティストの登場です。 80年代から地元ラジオ局などで活動してきたという Jason Grove は、シングルを2枚リリースした後、このアルバムのリリースに至りました。そもそもそのシングルも、自分の周囲のローカルな地域で配布された15年以上前のカセットテープからの物だそうなので、このアルバムもそういった類の音源かもしれません。 以前紹介した Delano Smith のアルバムは、同じディープハウスでも随分と洗練されていましたが、こちらもダンサブルながら、オールドスクールでロウなハウストラックで溢れています。ヴォイスサンプリングも割と多めに用いられいて、それがより温かみのある肉感的なトラックに仕上げているように思えます。