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3月, 2012の投稿を表示しています

Desolate - Celestial Light Beings

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Desolate - Celestial Light Beings ダンスミュージックの成分は前作よりも薄まり、かなりアンビエント寄りになりましたが、クオリティの高さはもちろんモノクロの音響ミニマルな世界を生み出しています。 Sven Weisemann によるサイドプロジェクト Desolate の2ndアルバムは、前作同様に大変素晴らしい時間を提供してくれました。 ただ一つ欲を言えば、前作と同質の雰囲気なのでもう少し驚きや変化が欲しかったかな、とは思いましたが贅沢な物言いですね。というか前作に収録されたトラックと連続したタイトル名のトラックも収録されているので、あえて雰囲気を合わせてるのかもしれません。 世界の歪みをどうにかする人たち とは関係ないでしょう。

Delano Smith - An Odyssey

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Delano Smith - An Odyssey 70年代から活動を続けているというデトロイトの大ベテラン Delano Smith の1stアルバムです。 そもそもデトロイトの(特にベテラン)アーティストの作品はどれもクオリティが高くて良い作品が多いんですが、これは本当に素晴らしい。 全体的に小難しさのない、割と素直に躍らせてくれるデトロイトハウスで、図太く力強いグルーヴと流れるようなシンセのウワモノがなんともセクシー。クセもなく、あっさりとしていてとても聞き易いです。そして何と言っても、タイトルトラックである「Odyssey」の筆舌に尽くし難い格好よさ!

V.A. - UNO

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V.A. - UNO イタリアの A Quiet Bump というレーベルのコンピレーションです。『UNO』というタイトルなので第一弾なのでしょう。 一言で言うのならば Basic Channel 系のミニマルダブやらダブテクノといったトラックをリリースしているレーベルなので、そんな内容です。 Dadub 目当てで聞いたのですが、やっぱり良いですね。Dadub 意外の面子はちょっと知らないんですが、トラックはなかなか良かったです。CDを買うとなると10ユーロなんですが、デジタルならばフリーでダウンロードできるのでおすすめです。

Burial - Street Halo / Kindred

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Burial - Street Halo / Kindred 自身は、ダブステップはアンダーグラウンドであることを願っているようですが、そもそもダブステップがここまで広がりを見せているのは、ひとえに彼の作品によるものが大きいことは間違いないでしょう。 作品のクオリティはもちろん、リリース以外では一切表に姿を見せないというスタンスも人気の大きな要因の一つだと思います。 2011年にリリースされたシングル『Street Halo』と、2012年に入ってリリースとなった『Kindred』をまとめた日本限定の企画盤。曲数は6曲ながらも収録時間は50分を超えており、なかなかの長尺トラックが詰まっています。 『Street Halo』は割とこれまで通りといった感じで、ポップというと変な感じだけど馴染みがあって聞き易いです。『Kindred』は陰鬱なのは前提としてあるんだけど、チルウェイブやハウスを匂わせる外へ向いたような印象。 いつリリースされるか全く分からない次のアルバムを待つ間、この作品でシーンのトップに立つアーティストの現在を楽しむことにしましょう。

Yoko Duo - Behaving Like A Widower

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Yoko Duo - Behaving Like A Widower 二人組のユニット Yoko Duo によるデビューアルバム。ドイツのレーベル Fauxpas Musik からのリリースです。 霞がかったディープなエレクトロニカサウンドに、気だるいヴォーカルが乗ってより一層モヤモヤとした視界を生み出しています。このヴォーカルが聴きどころでしょう。 アナログな音使いであるものの、中盤にビートミュージックのようなトラックがあったり、そもそも全体的に実験音楽的なちょっと掴み所のないトラックが目白押しですが、トゲが無くて耳に優しいアルバムです。

Kevin Saunderson - In The House

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Kevin Saunderson - In The House デトロイトテクノオリジネイター(の中で一番影が薄いんじゃないかと僕は思っている)の一人 Kevin Saunderson の久しぶりのミックスです。しかも Defected Records のミックスシリーズ『In The House』に登場です。 2枚組ということもあってか、あまりガツガツしていないミックスですが、高揚感のあるトラックの連発でこれでもかと言うほどダンスミュージックを堪能できるかと思います。 2枚目に関しては、自身の曲が随所に散らばっているので既視感ならぬ既聴感が凄いです。 とはいえ、お決まりのイントロ(なぜか2枚目に収録)や終盤に「Good Life」や「Bassline (Joris Voorn Remix)」を持ってくるあたり、ご本人ならではのさすがの安定感です。