Burial - Street Halo / Kindred

Burial - Street Halo / Kindred

自身は、ダブステップはアンダーグラウンドであることを願っているようですが、そもそもダブステップがここまで広がりを見せているのは、ひとえに彼の作品によるものが大きいことは間違いないでしょう。
作品のクオリティはもちろん、リリース以外では一切表に姿を見せないというスタンスも人気の大きな要因の一つだと思います。

2011年にリリースされたシングル『Street Halo』と、2012年に入ってリリースとなった『Kindred』をまとめた日本限定の企画盤。曲数は6曲ながらも収録時間は50分を超えており、なかなかの長尺トラックが詰まっています。
『Street Halo』は割とこれまで通りといった感じで、ポップというと変な感じだけど馴染みがあって聞き易いです。『Kindred』は陰鬱なのは前提としてあるんだけど、チルウェイブやハウスを匂わせる外へ向いたような印象。

いつリリースされるか全く分からない次のアルバムを待つ間、この作品でシーンのトップに立つアーティストの現在を楽しむことにしましょう。


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