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5月, 2012の投稿を表示しています

Claudio PRC - Inner State

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Claudio PRC - Inner State Voices From The Lake のアルバムをリリースしたドイツのレーベル Prologue から、今度はイタリア人アーティスト Claudio PRC の1stアルバムがリリース。 彼は本当にイタリア人かい?と疑いたくなるようなディープなトラックばかり。本当はドイツ人じゃないの?と言いたくなるような無駄な装飾のないストイックなトラックばかりで、爆発しそうでさせない焦らしプレイが好きな人はたまらない快感を覚えるでしょう。 全てのトラックが、非常に抑えの利いたダークなミニマルテクノとなっているので、硬派なイタリア男を感じてみたい人にはオススメです。 やってる音楽は硬いんだけど、音はそんなに硬くないところがイタリアンなんでしょうか。(適当)

Shackleton - Music For The Quiet Hour / The Drawbar Organ EPs

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Shackleton - Music For The Quiet Hour / The Drawbar Organ EPs 呪術的なベースミュージックで他の追随を許さない Shackleton のニューアルバム。 『Music For The Quiet Hour』と『The Drawbar Organ EPs』の2部構成です。 『Music For~』は期待通りの Shackleton 節。タイトル通りに五つに分けられた約1時間のトラックが、途切れることなく繋げられています。静かな立ち上がりから得意の呪術的パーカッションと気味の悪いヴォイスサンプリングがなだれ込んできますが、ダンスミュージックというよりは実験音楽といった様相を呈しています。 『The Drawbar~』は割と輪郭がハッキリとしていて、タイトルにもあるように電子オルガンの音が印象的。『Music For~』よりもトライバル色も強いんですが無国籍感も凄いです。灰汁の強いダンスミュージック。 思いついたままに曲を作っているかのような理解しがたい世界が広がっていますが、二つとも割とタイトル通りのコンセプトが守られていて流石だな、と。 ていうかまあ、そういうのはどうでもいいくらい魅力的なアルバムなんです。

Clubroot - Clubroot (III - MMXII)

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Clubroot - Clubroot (III - MMXII) UKのダブステップファンによる巨大コミュニティ"dubstepforum"にて、09年のベストニューアーティストに選ばれた Clubroot による3rdアルバムです。 1stから一貫したアンビエント指向のアルバムとなっていますが、今作はダンスの部分がそぎ落とされ、よりシネマティックな方向に向かっているように思えます。 ベースの強調されたダークアンビエントといった音や質感は、どことなく Kryptic Minds を彷彿とさせます。アルバム全体を通して統一感があるので、何度でもリピートして聞き続けられそうです。 Clubroot - S/T (III - MMXII) - LODUBS-12001 by LoDubs Records

Keihin - The Heat

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Keihin - The Heat 僕の勝手な予想に反して静かに始まったこのミックスは、最初の約10分の間、暗闇をゆらゆらと揺らめくようなアブストラクトなトラックが続きます。ズブズブとハメられるような酩酊感の中、Shackleton と思われるトラックからダブステップ、ダブテクノと展開していく様子は、まるで地を這い回っているかのようです。 Almadella を主宰する Keihin のミックスは、終始そんな空気感を保ったまま突き進みますが、要所要所では力強くマッシブな顔も見せてくれます。"甘さを廃した~"なんて煽り文句を見かけましたが、まさしくその通りの最後まで停止ボタンを押すことを許さないドープなミックスでした。 パッケージも趣向を凝らしたつくりになっており、デジタルも悪くないけど、やっぱり重さのあるものはイイよなあと再確認しました。