きゃりーぱみゅぱみゅ - ピカピカふぁんたじん


前作『なんだこれくしょん』を聞いてからというもの、我が家の子供たちに きゃりーぱみゅぱみゅ がしっかりと認識され、遂にはインストアライブに赴いてシングル買って(娘が)握手してもらうまでに至りました。息子も「テレビに映ってる人って本物の人だったんだね。」と謎の感動。
そして遂に怒涛のプロモーション攻勢の後、先日3rdアルバムがリリースされました。

本作は最近のシングル曲を聞けば分かるように、割と真っ当な歌ものJポップな仕上がりで、僕がこれまで認識していた「つけまつける」とか「PONPONPON」だとか「インベーダーインベーダー」のような意味の無い歌詞がループするアルバムではないんだなと思った次第です。もちろんそういった曲もありますけど、インパクト弱め。この作品がたまたまそうなのか、賞味期限の短いであろうこのキャラクターからのより一般的な方向への進路変更なのかは分かりませんが、これだとあまりにも普通だし、普通だと彼女の歌唱力の弱さが気になってくるしせっかくの個性が勿体ないしと…。中田ヤスタカさんのプロデューサー的な引き出しがどれだけあるか分からないんですが、このままだとエッジの効いてない Perfume に落ち着いてしまいそうで、彼女の身を案じると心配で夜も眠れません。
というどうでもいいことを書いてしまいましたが、本作では「きらきらキラー」と「トーキョーハイウェイ」がもの凄く好き。特に後者は全体的にチープで、なぜか懐かしい感じがしてたまりません。

きゃりーぱみゅぱみゅ - ピカピカふぁんたじん (通常盤)

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