2019 上半期ベスト 20


2019年の上半期ベストですよ。



20. KOHH - UNTITLED

ミニマルとかアンビエントに近い感覚で聴いてる。
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19. THE YELLOW MONKEY - 9999

「ALRIGHT」が好き。
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18. Rainforest Spiritual Enslavement - Panama Canal Left-Hand Path and Simulated Thunderstorm

密林、雨、雷、アンビエントなダブサウンドは、まるでジャングルを彷徨う音楽。いつも通りとも言う。
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17. Geins't Naït - Archives 1/3

インダストリアルでありながらも民族音楽を思わせるパーカッションが響く。ドロドロ、もしくはヘロヘロしたヴォーカルもいかがわしい雰囲気を高めていて◎。
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16. V/A - Cipher

レーベルのコンピレーション。テーマがあるようで、エクスペリメンタルな要素が強くダンスミュージックという方向性ではない。スリーブなどのデザインやいくつかの楽曲からオリエンタルな印象を持っていたけど、どうやら龍安寺の石庭がモチーフの曲もあるようだ。
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15. GRAPEVINE - ALL THE LIGHT

「Alright」が好き。
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14. British Murder Boys - Fire In The Still Air

ライブ盤。地を這うようなハードなビートはもちろん、流行とは関係なくインダストリアル、ポストパンク、ボディミュージック愛を貫いてきた Regis による煽りがもう最高。
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13. Cosmo Vitelli - Holiday in Panikstrasse Part 1

午後のロードショーとかでやってる映画で流れてそうな、B級感というかレトロフューチャー感のあるポストパンクやクラウトロック、ディスコな一枚。二部構成の前半なので後半も楽しみ。
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12. Roberto Crippa - ASCENT

アコースティックな素材を電子音響化させるのが彼のスタイルで、本作でもゴツゴツとした重量感と不穏な空気が立ち込めている。インダストリアルテクノからテクノを抜いた感じと思いきや、聴けば聴くほどテクノに思える。
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11. 阿木譲 - Bricolage Archive_2

2014年に開催された四つのイベントをそれぞれまとめたもの。五年前というのもあって新鮮味に欠けるかと思っていたけどそんなことなかった。現時点で二枚しか買っていないので順次買い揃えるつもり。膨大なトラックのミックスであるにも関わらず音に統一感があることに、当人の強い美意識を垣間見ることができる。
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10. Lowtec - Light Surfing

全体的にちょっと薄暗いディープハウス。サスペンス映画のBGMのようなタイトルトラックや、ラストのボーカルをサンプリングしたトラックなんかは煙に包まれたビートダウンって感じ。
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9. Opposing Currents - Mirage Information

反抗の音楽。Mutant Beat Dance のメンバーによるけたたましく鳴るインダストリアル、EBM。最初は Maoupa Mazzocchetti のアルバムに似てるなって思ったけど、聞き直したらこちらの方がずっと整ってる。
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8. Rainer Veil - Vanity

一曲目冒頭のシンセに「あ、好きじゃないやつだ…」って思ってしまったんだけど、アルバムが進むにつれて霧に包まれたようなダブなテクノやらアンビエントに突入していって、二周目以降は大好物。よく運転中に聞いている。
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7. James Rushford - The Body's Night

最近子供部屋の壁紙を貼りまして。慣れてなくてかなりの時間を費やしたんだけど、その時ひたすらこれを流してた。狭い空間で色々な楽器の音や衣擦れ、人の声、得体の知れない音なんかが鳴っていてとても良かった。
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6. Lamusa II - Sulfureo

昨年のアルバムの延長線上にあるようなアルバムで秘境感が五割増し。ゆらゆらとしたシンセとパーカッションに誘われ、秘境の奥地にある古代遺跡に迷い込んでしまった。
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5. Leon Vynehall - DJ-Kicks

昨年のアルバムのイメージをなぞるかのようにスタートし、序盤は彼の個人的なコンピレーションのようで、“流れるような”とは言い難い展開。けれど中盤以降、テクノやハウス、ジャングル、IDMなどの多ジャンルのトラックが今度は“流れるように”ミックスされ、特に46分を過ぎてからは脳汁ドバー。
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4. Our Lady Of The Flowers - Holiday In Thule

DeepChord などでお馴染みの Rod Modell を中心とするグループ。自作の電子機器やフィールドレコーディングなどを駆使したアンビエントでとにかく良い。聞き馴染みのあるダブテクノっぽさはもちろん、より深く沈んでいくような低音が心地よい。
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3. Moodymann - Sinner

今年はあまりハウスの気分じゃないなーと思ってたのに、サンプリングとかいちいち格好良くて抗えないんですが。
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2. DJ Marcelle-Another Nice Mess - Fanfara!

三台のターンテーブルから生み出されるのは、アフリカ周辺のダンスミュージックやもっとトラディショナルな民族音楽を基本として、ジャズ、ポストパンク、わりとハードなミニマルテクノなど中々のカオス。
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1. Wojciech Rusin - The Funnel

なぜ音楽を聴くのかというと好きだからで、なぜ好きなのかというと好奇心を刺激してくれるからという理由がある。そんな訳で好奇心を刺激されまくった本作は、合唱(ポリフォニーというらしい)、フィールドレコーディング、自作楽器による室内楽などによるミュージック・コンクレート。ずっと「何だこれは?」とか「面白いな」とか「ていうか名前の読み方分からんな」状態。あとスクリーンプリント仕様のレコードが好きで、アートワークもめちゃくちゃ格好良い。
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